なぜ「人中短縮」ではなく「中顔面短縮」なのか? 現場常駐だからこそ見抜けた、ユーザーの“真の悩み”と広告企画の勝利
更新日:2026年3月23日(月)
公開日:2025年12月16日(火)
- 広告運用支援
目次
多くの広告代理店は、管理画面の数字しか見ません。「このキーワードのCVRが良い」「このバナーのCTRが悪い」。それだけで次の施策を決めます。
しかし、数字の裏にある「なぜ、今それが売れているのか?」という文脈は、管理画面には決して映りません。
ロットネストは違います。私たちは「常駐型支援」というスタイルをとり、クライアントの店舗(現場)に入り込みます。マーケティング部だけでなく、受付、カウンセラー、ナース、ドクターと日々対話し、時にはユーザーへの1on1インタビューまで行います。
今回は、その泥臭い現場連携から生まれた「中顔面短縮」という新しい広告企画の成功事例をご紹介します。
データの異変と、現場での「答え合わせ」
ある美容クリニックの支援中、データ上で奇妙な動きがありました。「人中短縮(鼻の下を短くする手術)」や特定の注入治療の売上が急伸していたのです。
一般的な代理店なら、「人中短縮がトレンドだ!予算を倍にしよう!」で終わるでしょう。しかし、私たちは現場へ走りました。
- カウンセラーへのヒアリング: 「最近、ユーザーの悩み方が変わってきていませんか?」
- 現場からの回答: 「『鼻の下を短くしたい』というより、『顔の間延び感をなんとかしたい』『中顔面(目の下から口まで)を短く見せたい』という相談が圧倒的に増えています。」
ここで仮説が生まれました。「ユーザーは特定の施術(手段)を求めているのではなく、『中顔面短縮』という結果(目的)を求めているのではないか?」
ユーザーインタビューで見えた「迷い」
さらに深掘りするため、実際に来院されたユーザーへの1on1インタビューを行いました。そこで驚くべきインサイトが得られました。
ユーザーの声: 「中顔面を短くしたいんです。でも、SNSを見ていると『人中短縮』が良いのか、『涙袋ヒアルロン酸』で余白を埋めるのが良いのか、それとも『貴族フィラー』なのか……結局、私の顔には何が正解なのか分からないんです」
市場には「中顔面短縮」という強烈なニーズがある。しかし、ユーザーは「自分に最適な手段」を選べずに迷子になっていたのです。
施策:単体メニューではなく「悩み解決型」LPへの転換
この発見に基づき、私たちは広告戦略を根本から変えました。
従来の広告(手段の提示)
- 「人中短縮手術 〇〇円!」
- 「涙袋ヒアルロン酸 キャンペーン中!」 → ユーザーは「これが私に合うか分からない」と離脱する。
ロットネストの新企画(悩みの解決)
- 新LPのテーマ: 「あなたに最適な『中顔面短縮』治療をご提案します」
- コンテンツ: 人中短縮、涙袋形成、唇ヒアルロン酸など、中顔面を短く見せるためのあらゆる施術を網羅的に掲載。
- 広告メッセージ: 「人中短縮? ヒアルロン酸? あなたの骨格に合わせた正解を、カウンセリングで診断します。」
成果:予約数の拡大と「現場連携」の価値
結果は劇的でした。 「中顔面短縮」というビッグワード、および関連する悩み系クエリに対して、この「診断型LP」をぶつけたことで、迷いの中にいた潜在層を根こそぎ獲得することに成功しました。
これは、管理画面のCPC(クリック単価)を睨んでいるだけでは絶対に生まれなかった企画です。
- データ(売上の予兆)
- 現場の声(ドクター・ナースの実感)
- ユーザーの声(1on1での迷い)
この3つを、常駐型支援でシームレスに繋いだからこそ、「点」の情報が「線」となり、新しい勝ち筋が見えたのです。
結論:マーケティングは「会議室」ではなく「現場」で起きている。
Webマーケティングは、PCの前だけで完結するものではありません。 「今、現場で何が起きているか」「ドクターは診察室で何を一番聞かれているか」。そこにこそ、競合を出し抜くヒントが埋まっています。
ロットネストは、貴社の「外部業者」ではありません。 事業の内部に入り込み、現場スタッフと膝を突き合わせ、ユーザーの「真のインサイト」を掘り起こすパートナーです。
ロットネストの「常駐型・事業支援」について
- 「広告代理店に任せているが、現場の温度感とズレを感じる」
- 「新しい切り口の企画が出尽くしてしまった」
- 「現場スタッフの声をもっとマーケティングに活かしたい」
そんな経営者様・マーケティング責任者様へ。 単なる運用代行を超えた、事業成長のための「現場連携マーケティング」をご提案します。